心の扉
次から次に仕事が入ってきて、バイトの忙しさが止まりません。僕も自分の仕事が無い時には日曜日も返上してお付き合いする様にしています。
どこの会社でも、大した仕事も出来ないくせに威張りちらすだけの中間管理職っていませんか?しかし、ここの上司は仕事熱心です。いつも1番汗をかいている人はこの人なんです。
先日こんな事がありました。この上司がたまたま私用で止む無く、若い人達だけに休日出勤を命じました。遊びたい盛りの若い人達も上司の命には背けませんし、「また今週も休み無しか・・・。」と、しぶしぶ引き受けました。
翌月曜日の朝、仕事熱心な上司は仕事の進み具合が気になって仕方なかったのでしょう。開口一番に「仕事どこまで進んだ?」と若い従業員に尋ねました。
聞かれた従業員は怪訝な顔に変り、「普通に進んでるんじゃないっすか。」と答えました。
僕はギョッとしました。この仕事熱心な上司は、どんなに仕事の進み具合が気になっていたとしても、「仕事どこまで進んだ?」と聞くよりも以前に、もっと大事なものを忘れてるんじゃないかと・・・。
先ずは部下がやった事の労をねぎらう事が1番でしょう。「昨日はお疲れさん。大変だっただろうね。どの位仕事進んだかな?」こう聞かれて気分が悪くなる人はいないと思う。
部下を育てる事も子供を育てる事も、ある意味で育てる事に関しては似ていると思います。例えば、親が子供のサッカーの観戦に行き、たまたまその時に子供の出来が悪かったとしても、頭ごなしにやれあそこが悪いのどうのこうのと小言を並べられて、素直に聞き入れる事が出来るだろうか?僕なら嫌になる。
他人に認めて貰えない事ほど寂しい事はない。
話術に長けた人は、『聞き手の心の扉を開く作業』に長けた人だと思います。人との関わり合いから学べる事って多いなと、そんな風に感じている今日この頃です。
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