今日、帰宅すると中学校の担任の先生が来ておられ、玄関先で嫁と話をしていました。
何事かとお聞きすると、上級生に息子が「生意気だ。」と殴られ首をしめられたとの事。「息子はやり返したのですか?」とお聞きすると、「いいえ。カイ君は喧嘩をしないとお父さんと約束してるからと、やり返していません。」との事でしたので、安心しました。
先生が「学校で解決しますので、すいませんでした。」と言われましたが、僕は、「ずっと学校が荒れているという噂は聞いています。先生を信用しない訳ではないですが、理不尽な保護者が多い現状を考えても、先生が解決するのは難しいんじゃないでしょうか?僕が自分で相手と話しをつけますので。」というと、「じゃ学校でお願いします。」という事で学校に行って来ました。
卒業してもう30年近くたつ懐かしの母校。なにも変わってませんが、いつの間にか先生が自分より年下になった事に、「年取ったんだなぁ。」としみじみ感じました。
生徒指導室に久々に入り緊張しました・・・。そうこうしていると番長(古い?
)とお父さんが入ってきました。
見た目まじめそうで驚きました。僕達が同じ年の頃は、悪い奴は見た感じから、ひと目で『悪』と分かる風貌でしたしね。ただ、彼は先生が話している間中終始、僕を睨みつけていました。
先生の話が終わって、僕は彼に、「君が、○○君?」と聞くと、彼は睨みつけたまま頷きました。「で、なんで殴ったの?」と優しく聞くと、彼は、「イラっときたから。」と吐き捨てるように言いました。
僕は目つきを変え息子に、「先輩がお前にイラッとしたって言ってるぞ。お前が生意気だったんじゃねーのか?」と叱りました。
そして彼に目を移し、更に目力を入れ彼に言いました。「お前はこいつの先輩だよな。だからイラッと来て殴ったんなら。俺もこの学校の卒業生で、お前らの大先輩だ。さっきからなんだその態度は、俺はずっとお前にイラッとしてんだよ。だからぶん殴っていいよな?」
彼は驚いた表情になってうつむきました。「俺たちの頃の番長は、弱い奴が他の学校の奴に殴られたり、学校で虐められてたりしたら、守ったもんだ。お前はこいつら下級生から怖がられてるぞ。怖がられて強がって気持ちがいいのか?人に嫌われたいのか?」と声を荒げ聞くと、「嫌われたくないです。」と彼は応えました。
そして顔色を和らげて、「じゃ、もう喧嘩したり下級生虐めたりするなよ。こいつが息子だから言ってるんじゃないぞ。おいちゃんはここに住む子供達がみんな好きだから、誰とも喧嘩したり虐めたりするな。約束出来るか?」と小指を差し出すと、彼は恥ずかしそうに笑みを浮かべ、「はい。」と応えて約束しました。
「じゃ、男の約束したから次にこんな事あったら、おいちゃん許さないからな。」と言って、「よし、じゃ、お前ら握手しろ。」と言うと、2人とも照れて恥ずかしそうにしていたので、「仲直りは握手だろーが。それは今も昔も変わらないだろ?ねぇ、お父さん?」というと、相手のお父さんも、「そうじゃね。」と言ったので「な!」と言い2人を握手させました。
先生も手を焼く筋金入りの問題児と聞いていたのですが、いたって普通の素直な子。ただ、反抗的につっぱっているだけでした。
最後に相手のお父さんが、「うちの子が悪い事したら、逆に殴ってええけんね。」と言ったので、「親が暴力を許すから、子供がどんどんエスカレートするんだろーが!」と喉まで出掛かった所をグッとこらえ、「どんなにやられても、こいつは殴ぐり返したりしないよ。俺が絶対に許さないから。」と断言しておきました。
当事者の親にも問題があるけど、我々親を含め、先生や周りの大人も悪いと思います。問題児は勝手に生まれるんじゃなく、作られる環境があるから生まれるものなんです。「あの子と付き合うな。」とか問題視しすぎると、どんどん孤独になって心が歪みます。でも歪みを直せば普通の子供です。
今日はついつい昔のヤンキー時代の地が出てしまい、先生も驚かれておられましたので、丁重に最後に挨拶して帰りました。
担任の先生は、凄く好感が持てるスポーツマンタイプの方でした。サッカー指導者らしく、今、息子がお世話になっている監督さんも知り合いらしいです。
先生。今日は遅くまでお手を煩わせてすいませんでした・・・。
『少年サッカーブログランキングに参加中です。 ↓ 下のバナーを1日1回クリックして頂くとランキングに反映されます。』

最近のコメント